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ラジエーターキャップおすすめ6選″純正0.9kpaから強化品にグレードアップ″

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ラジエーターキャップを交換したいのに正直ありすぎてどれがいいのか分からない。

こういった悩みはありませんか?

『そろそろ強化品にグレードアップしよう』と意気込んだものの、検索してみたら色々出てきてどれがおすすめなのか分からず頭を悩ませることって多いですよね。

実は私も選ぶ際に同じように思うことで、『何かいいラジエーターキャップないかなぁ』と検索するまではいいですが…

値段が安いものや性能がいいと謳ったものまで様々出てくるのでパッと見だけだと絞ることができないのが現状。

かと言って勘で選ぶと

・沸点を抑えきれない
・キャップの隙間から漏れやすい
・取り付けができない

など。購入してから失敗するリスクが高いです。

なら一体何を基準に選べばいいのやらと考えた時に参考にしたのが以下のポイントです。

・ラジエーターキャップの形状を理解しよう
・値段だけでは選ばない
・開弁圧を無視して選ばない

上記の条件を満たしていれば、だれでも簡単に『自分に合ったラジエーターキャップ』に出会いやすくなります

本記事では、そんな3つのポイントを元に実際に使った中からおすすめのラジエーターキャップを6つまとめました。

ラジエーターキャップ=適当に選ぶと予期せぬトラブルに発展するリスクがあるので、この機会に自分に合ったポジション球を選んでみてください。

純正品から強化品という選択肢

ラジエーターキャップは蓋としての役割の他に沸騰するのを抑える効果もあります。

特に温度が上がりやすいような状況では、温度上昇を抑えられずにオーバーヒートになるリスクもある。ですがラジエーターキャップの効果により、沸点を上げる事でオーバーヒートになる事を防ぎます。

ただしあくまで純正の状態。

常に高負荷をかけるサーキット走行やチューニングによっては純正のラジエーターキャップでは温度上昇を抑えられなくなります。

そこで強化品のラジエーターキャップ。

1.1kpaや1.3kpaに変えることで、100℃以上を超えても温度上昇を抑えられるようになります。

※圧力を上げるタイミングについては、【【ラジエーターキャップの圧力を上げるタイミングと注意点を解説!】でまとめているので参考にしてみてください。

選ぶ場合にはポイントをいくつか抑えよう

ここからはラジエーターキャップを選ぶポイントについて。

ポイントについて知っておくと、これから先ラジエーターキャップを選びやすくなります。

・ラジエーターキャップの形状を理解しよう
・値段だけでは選ばない
・開弁圧を無視して選ばない

ラジエーターキャップの形状を理解しよう

1つ目はラジエーターキャップの形状。

ラジエーターキャップと一括りに行っても、取り付ける際の形状が違う場合があります。

・type1
・type2
・A
・B

などと表記されることが多く、間違った形状を選ぶと『購入後に取り付けできなかった』というリスクもあります。

失敗しないためにはまず形状を事前に把握することが大切。

値段だけでは選ばない

2つ目は値段だけでは選ばない。

・値段が高い=品質が良い
・値段が安い=品質が悪い

こんな方がたまにいますが、必ずしもそうなるとは限りません。

値段が安く性能がいい物もあれば、値段が高いわりに性能がいまいち。こんな場合もあります。

そのため値段だけにとらわれず、性能面にも目を向けてどのような商品かを明確にした上で選ぶと失敗しにくくなります。

開弁圧を無視して選ばない

3つ目は開弁圧を無視して選ばない。

ラジエーターキャップの開弁圧には

・0.9kpa
・1.1kpa
・1.3kpa

というように開弁圧の記載があります。

0.9kpa⇒純正で使っている車が多い。1.1kpa⇒純正からグレードアップする際に使われることが多い。1.3kpa⇒1.1kpaでは抑えられないような高負荷がかかる場合に使われる。

間違ったものを選べば当然、温度上昇が起きた際に沸騰するのを抑えられなくなるので車に合ったものが最適です。

このように簡単ではありますが、いくつかポイントを押さえながら探すと見つけやすくなります。

おすすめのラジエーターキャップ

ここからは実際のラジエーターキャップのおすすめについてお伝えします。

ラジエーターキャップ(1.1kpa)

1.1kpaのラジエーターキャップは純正(0.9kpa)からの交換に最適。

HKSラジエーターキャップ

メーカー HKS
品番 15009-AK004
商品名 HKSラジエーターキャップ(Sタイプ)
圧力 108(1.1)kpa

人気のHKSオリジナル ラジエーターキャップ。

SタイプとNタイプの2種類が選択可能で、それぞれに88(0.9)kpaと108(1.1)kpaを用意。

今回は108(1.1)kpa。

・15009-AK004⇒Sタイプ
・15009-AK005⇒Nタイプ

日本特殊陶業(NTK)ラジエーターキャップ

メーカー NTK
品番 P561A P541A
商品名 日本特殊陶業(NTK)ラジエーターキャップ
圧力 108(1.1)kpa

主要構成部品にステンレスを使用してサビに強い特性を持続。個々の部品は強度・耐久性に優れた設計がされています。

キャップの種類はP561AとP541Aの2種類があるので注意が必要。

PIAA(ピア) 車用 ラジエターバルブ

メーカー PIAA
品番 SV54 SV56 SV60
商品名 PIAA(ピア) 車用 ラジエターバルブ
圧力 108(1.1)kpa

PIAAから出ているラジエーターキャップ。

種類はSV54 SV56 SV60と3種類あり、車によって形状が異なります。

ラジエーターキャップ(1.3kpa)

ここでは1.3kpaのラジエーターキャップを紹介。

1.3kpaのラジエーターキャップを選ぶ場合は、同時進行で強化ラジエターホースを一緒に取り付けるとおすすめです。

BILLION ビリオンハイプレッシャーラジエターキャップ

メーカー BILLION(ビリオン)
品番 Aタイプ⇒BHR-01A Bタイプ⇒BHR-02B
商品名 ILLION ビリオン ハイプレッシャーラジエターキャップ
圧力 127(1.3)kpa

BILLION(ビリオン)から出ているハイプレッシャーラジエーターキャップ。

ラジエターキャップの生命線ともいえるシール部分には、マイスターブルーのシリコンラバーを採用。純正素材の“NBR(二トリルブチルラバー)”に比べて、気密性・耐久性を大幅に向上。

選ぶ場合は2タイプの中から、車に合ったものを選ぼう。

※127(1.3)kpaのキャップに交換する場合はホース類にも負荷がかかるので、同メーカーの【BILLION(ビリオン)ラジエーターホース】との同時交換が最適。

BLITZ(ブリッツ)レーシングラジエーターキャップ

メーカー BLITZ(ブリッツ)
品番 TYPE-1 18560 TYPE-2 18561
商品名 BLITZ(ブリッツ)レーシングラジエーターキャップ
圧力 108(1.3)kpa

ライトチューニングからハードチューニングまで対応のBLITZ(ブリッツ)レーシングラジエーターキャップ。

特徴として、金属部分に錆に強いステンレス材を使用して耐久性を向上。また、ゴムパッキンには腐食性に強く耐熱性の高いシリコン合成ゴムを採用しています。

キャップの種類はTYPE-1とTYPE-2の2種類。選ぶ際は形状に注意しましょう。

Monster SPORTハイプレッシャーラジエターキャップ

メーカー Monster SPORT
品番 Aタイプ⇒ZZEC10 Bタイプ⇒ZZEC20
商品名 Monster SPORTハイプレッシャーラジエーターキャップ
圧力 108(1.3)kpa

開弁圧を1.3kg/cm2と高く設定して冷却水の沸点をアップ。夏場のサーキット走行等の厳しい条件下でも優れたオーバーヒート防止効果を発揮します。

キャップにはAとBの2種類があるので、選ぶ場合は注意が必要。

記事のまとめ

以上、おすすめのラジエーターキャップをお伝えしました。

おすすめ
バルブを選ぶポイント
ラジエーターキャップの形状を理解しよう
値段だけでは選ばない
開弁圧を無視して選ばない
ラジエーターキャップは適当に選べばいいというものではありません。下手なものを選べば形状の問題で取り付けができない。負荷がかかりすぎてホース類が耐えられないなどデメリットも少なからずあります。

そのため、もしラジエーターキャップを選ぶ場合は状況に合わせて車に合ったものをそろえましょう。

この記事以外にもラジエーターキャップの知識をつけたい。こんな方は【【知って損はない】車のラジエーターキャップに関する疑問まとめ】でまとめているので参考にしてみてください。

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