
PIAAソーラーイエロー(HY101)が気になっているんだけど。実際に使えるバルブなのかな。
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事のでわかる事
✅ メリット・デメリット
✅実際に使った感想
PIAAソーラーイエロー(HY101)は値段の安さだけでなく悪天候時にも期待が持てるといった口コミをたまに見ますが、『実際にはどうなんだろう?性能面や明るさは…』と疑問に感じる方も少なくないでしょう。

そこで今回は、実際にPIAAソーラーイエロー(HY101)を選んだ理由や使った感想など。デメリットも含めてまとめてみました。
PIAA【ソーラーイエロー】HY101はこんな商品
商品名 | PIAA【ソーラーイエロー】HY101 |
色 | ハロゲン |
バルブ形式 | H4(HI/LO切り替え式) |
消費電力 | 60/55W(130/120W相当) |
電圧 | 12V |
ケルビン数(色温度) | 2500k |
電圧 | 12V車対応※24V車非対応 |
車検 | 対応品 |
商品内容 | 2球1セット |
保証 | 1年保証 |
料金目安 | 4,222税込 |
ソーラーイエローHY101はPIAAから販売されているバルブの一つ。従来のイエローバルブより黄色い、イエロー光を採用する事によって悪天候時の視認性にも優れます。
・ソーラーイエロー⇒2500k
口コミでも好評で
・悪天候時でも視認しやすい
等。明るさに関する称賛が多いです。中には『思ったほど明るくない』という意見もありましたが、これに関しては前回使用した別のバルブが明るかった事で交換後にもおなじく期待してたが違ったという場合が多いです。
私自身もそういった経験が何度かあります。
ただ、『今回のソーラーイエローHY101は暗いのか?』と言われればそうでもなく…総合的に考えれば明るい部類でヘッドライトとしても申し分ないといえます。
ソーラーイエローHY101を選んだ理由
私がソーラーイエローHY101を選んだ理由は以下2つから。
比較的手が出しやすい価格帯
黄色味が強いことで悪天候時にも見やすい
まず悪天候時にも見やすい点。現在では白系のバルブが主流で、通常時であれば夜間でも点灯に支障はありませんが…
問題なのは悪天候時。雨や雪・霧といった天候では白と相性が悪く、同化しやすいことから視認性が低下する危険性があります。
当然視認性が落ちれば運転時にも支障をきたすので、悪天候時が不安という方も少なくないでしょう。
そこで最適なのが黄色系のバルブ。中でもソーラーイエローは、一般的な3000kよりも低い2500kなのでより黄色味が強く見やすい仕様になっています。
比較的手が出しやすい価格帯
もうひとつは比較的手が出しやすい価格帯。
もちろん安いバルブがない訳ではありませんが…
下手に安いものを購入すると
・色が薄い
・明るすぎて車検に通らない
など。デメリットの方が多くなり適当なものを選ぶ事ができません。
かといって性能等を重視して探すと割高になる事が多く、メーカーによっては¥6000近くするバルブもあるので中々手が出せませんよね。
その点で【ソーラーイエローHY101】なら¥4000円程と手が出しやすい値段設定になっています。

PIAA【ソーラーイエロー】HY101のメリット
PIAA【ソーラーイエロー】HY101を使ってみて、おすすめのポイントを3つ紹介します。
・130/125Wクラスの明るさを期待出来る
・雨や雪・霧にも強い
黄色味が欲しい人におすすめ
1つ目は黄色味が欲しい人におすすめ。
一般的には悪天候=黄色味が強いほど見やすく
なる傾向にあります。
ですが純正のバルブだと黄色とまではいかず、
悪天候時には特に見えにくいという問題点があります。
そんな時におすすめなのがソーラーイエローHY101です。
ソーラーイエローHY101は黄色の中でも黄色味が強い部類に入るので、黄色味がもう少し欲しいという方におすすめです。
130/125Wクラスの明るさを期待出来る
2つ目は130/125Wクラスの
明るさを期待出来ること。
LEDやHIDには流石に負けますが…
ハロゲンの中ではそこそこの
明るさを期待できます。
雨や雪・霧にも強い
3つ目は雨や雪・霧にも強い事。
通常ヘッドライトは色味によって明るく見やすい。悪天候に同化して見えにくくなる場合があります。
特に
・k(ケルビン)数が下がるほど黄色くなる
今回お伝えするソーラーイエローは黄色に近い2500kなので、純正から比べて雨や雪・霧にも強くなります。
ソーラーイエローHY101のデメリット
逆にソーラーイエローHY101のデメリットについては以下3つがあります。
・年式によって車検に引っかかる
・LEDやHIDから比べれば明るさには欠ける
消費電力が高い
1つ目は消費電力が高いこと。
ハロゲン全体で言えることですが…
ハロゲンバルブは明るさを得る代わりに電力を消費しやすく、明るさに応じて高くなる傾向にあります。
そのため、デメリットの一つとして消費が
高いことを覚えておきましょう。
年式によって車検に引っかかる
2つ目は年式によって車検に引っかかること。
ヘッドライト=どんな色でも
大丈夫な訳ではなく…
車検に通すためには条件があり、無視して黄色バルブを取り付けたままだと車検に落ちることになります。

でも淡黄色もOKって基準になかったっけ?

あるにはあるけど、以前の基準の内容だね。その後の基準では白以外では通らなくなってるんだよね。
制定前 | 淡黄色または白色 |
制定後 | 白色のみ |
制定前は淡黄色または白色なのに対して、
制定後では白以外が通らなくなっています。
じゃあ制定前の車も白にしないと
いけないの?と思われがちですが…
※詳しくは【イエローバルブの車検問題】を参考に。

LEDやHIDから比べれば明るさには欠ける
3つ目はLEDやHIDから比べれば
明るさには欠けること。
ソーラーイエローHY101が130/125W
クラスの明るさを期待出来るとはいえ…
あくまでハロゲン間での話。
性能のいいLEDやHIDから比べれば
当然明るさには欠けます。
そのため前回LEDやHIDを使っていてソーラーイエローに交換した場合、黄色系の色味は得られても明るさに関しては逆に暗くなる場合があります。
ただソーラーイエロー自体は
・130/125Wクラスの明るさを期待出来る
・雨や雪・霧にも強い
などのメリットを得られるので、悪天候や純正ハロゲンからの交換をしたい方にソーラーイエローHY101はおすすめと言えます。
実際に使ってみた感想
ソーラーイエローを購入から1年半
ほど経過した感想が以下の通り。
・悪天候時で特に効果を発揮
まず使用後すぐにバルブ切れを起こしていない。
すぐ切れないのは当たり前なのでは?と思われがちですが…バルブならどれでもそこそこの寿命がある訳ではなく、物によっては一日や一週間程度で球切れを起こすバルブも少なくありません。
実際に私も経験済みですが、性能を確かめる上で購入したバルブで数日で切れたものを何度か見たことがあります。
バルブならどれも同じではなくバルブは
性能次第で大きく変わります。
実際今回使用したバルブも今現在も切れていないので、ヘッドライトとして役立てたい方にお勧めできます。
悪天候時で特に効果的を発揮
もうひとつは悪天候時で効果的なこと。
当然明るさだけで言えばLEDや
HIDなどには負けますが…
・ハロゲンの熱を利用してライトの雪を溶かす
など悪天候時ならではの欠点を補う事が出来る。
ソーラーイエローは、一般的な3000kよりも低い2500kなのでより黄色味が強く見やすい仕様になっています。
また、ハロゲンの熱を利用してライトの雪を溶かすことにも役立ちます。ハロゲンは消費電力が高い分、熱を持ちやすくライト周りも熱くなります。
この熱を利用して雪が付着した時に効率よく溶かすことで、雪で視界を妨げるのを防ぎます。

この値段でこの視認性を実現できるなら黄色系ヘッドライトの選択肢としてソーラーイエローHY101を選んで損はありません。
メリット・デメリットを参考に自分に合ったバルブを選ぼう
以上、PIAA【ソーラーイエロー】HY101のメリット・デメリットをお伝えしました。
黄色味が欲しい人におすすめ
130/125Wクラスの明るさを期待出来る
雨や雪・霧にも強い
PIAA【ソーラーイエロー】HY101のデメリット
消費電力が高い
年式によって車検に引っかかる
LEDやHIDから比べれば明るさには欠ける
記事でもわかる通り、ソーラーイエローは
PIAAから出ているバルブの一つ。
また、2500kからなる濃黄により悪天候時(雨・霧・雪)の路面やガードレール等の視認性をより高める事が可能です。

黄色は欲しいけど黄色味が薄すぎるのはちょっと…こんな人にPIAA【ソーラーイエロー】HY101はおすすめです。
