検電テスターはカスタムの定番ともいわれるパーツの一つ。特に電源を探したい場合には、テスターを当てる事でどの電気が流れているのかを把握することができます。
ただ、一括りに検電テスターといっても種類がいくつかあるのでどれでも同じ機能とは限りません。
種類によっては
・色とブザーで知らせる
・デジタル表記で確認できる
など様々あるので、自分に合ったテスターを選べばスムーズな電源確保ができます。

この記事では、そんな検電テスターについておすすめをまとめてみました。
検電テスターの選び方
検電テスターと一括りにいっても種類によって機能が変わるので、何を基準に選ぶといいのか?目的に合わせた選び方をご紹介します。
測定機能で選ぶ
使いやすさで選ぶ
まず1つ目として使いやすさで選ぶ事。
シンプルなタイプからブザーや光で伝えるものなど。用途によって自分で使いやすい物を選ぶといいでしょう!
測定機能で選ぶ
2つ目は測定機能で選ぶ事。
検電テスターの基本は通電チェック機能。それに加えて極性チェック機能・電圧チェック機能の計3つの機能があります。
通電チェック機能 | 通電チェック機能は、電気の流れを見る機能。配線に探している電気が流れているのかどうかを確認します。 |
極性チェック機能 | 電圧チェック機能は電圧を見る事が出来る機能。電圧をデジタル表示する事で、その配線にどのくらいの電圧が流れているか瞬時にわかります。機種によって測定できる機能が異なるので、自分の用途に合わせて検電テスターを選びましょう。 |
電圧チェック機能 | 極性チェック機能は、プラス・マイナスの極性を見る機能。プラス・マイナスを確認できる事で、配線ミスによる車両トラブルを回避できます。 |
おすすめの検電テスター
ここからはおすすめの検電テスターについてお伝えします。
検電テスターA49
商品名 | 検電テスターA49 |
使用可能電圧 | DC6V~DC24V |
コード長 | 約80cm |
【内容物】 | 検電テスター×1 |
検電テスター(A49)はLEDの光で通電確認ができる検電テスター。一般的にはよく使われるタイプで、シンプルな作りから初心者の方にも使いやすいタイプの検電テスターです。
電気が流れている配線に当てる事でその車の通電状態や電気の流れが分かる商品になります。
言ってしまえば記号がないだけでテスターと同じですね。
どこにどの電気が流れてどのタイミングで電気が流れるかなど様々分かるので、初心者から始めるならもってこいの商品です!

初心者にも使いやすい定番タイプ。

検電テスター 2色LED 1547
商品名 | 検電テスターA1547 |
使用可能電圧 | DC6V~DC24V |
コード長 | 約45cm〜2m(伸縮カールコード) |
【内容物】 | 検電テスターA1547 ×1 |
検電テスター1547は音と光で
導通を確認できるテスター。
また、プラスとマイナスによって発光色を
色分け(赤/緑)できるのも1547の特徴です。
デジタル検電テスター3512
商品名 | 検電テスター3512 |
使用可能電圧 | ・DC12V車専用 ・測定可能電圧:MAXDC18V ・推奨測定電圧範囲:DC9V〜15V |
コード長 | 約80cm |
【内容物】 | ・デジタル検電テスター:1本 ・動作確認用ボタン電池(LR1130):2本 |
デジタル検電テスターは電圧値がデジタル表示で通電確認ができるテスターになります。
デジタル検電テスターの特徴は、
・2点間の導通確認ができる
・マイナスの電気の確認ができる事
中でも数値が目視でもわかるという点は、電源を取る際など。どのくらいの電気が流れているかがわかるので、カスタムに合った電源を探しやすいです。
※付属の電池はあくまで動作確認用なので、使う場合は別途電池が2つ必要。

私がおすすめする検電テスター
最後に私自身が実際に使用した中で、
どんな人におすすめなのかをご紹介します。
選び方を参考にしたうえで、自分にとってどの検電テスターがおすすめなのか?考えながら読んでみるといいですよ!
初心者のうちはシンプルな機能がおすすめ
初心者のうちから始める場合は、機能が満載のテスターよりも通電チェック機能のみのシンプルな作りのものがおすすめです!
理由として、慣れない状態で使用しても
機能を使いきれない為です。
逆に通電チェック機能のシンプルな作りにすれば、初心者でも使いやすく操作が簡単です。
なので、初心者のうちから始めるなら【検電テスターA49】が最適です。
慣れてきたらブザー・光で知らせるものやデジタル表記がおすすめ
操作に慣れてきた方には
・デジタル表記で数値を確認できるタイプ
2つのタイプがおすすめです。
ブザー・光で知らせるタイプ
ブザー・光で知らせるタイプはその名の通りブザーと光で導通を知らせるものです。
また、それに加えて2色に色分けされたLED(赤/緑)でプラスとマイナスをわかりやすく探し出す事が出来ます!
おすすめとしては【検電テスター1547】ですね。
デジタル表記で数値を確認できるタイプ
デジタル表記タイプは
・マイナス電源
どちらも調べる事が出来ます。
たとえば、プラス電源を調べた場合、バッ直電源なら12V。ACCやイルミなら6~10V。マイナス電源なら表記が0V。
というように、通電チェックだけでなく
流れている電気の数値まで把握する事が出来ます。
おすすめは【デジタル検電テスター3512】ですね。
記事のまとめ
以上、おすすめの検電テスターを解説しました。
今回の記事のおさらいです。
測定機能で選ぶ
慣れてきたらブザー・光で知らせるものやデジタル表記がおすすめ
検電テスターは、電装品を取り付ける時。もしくは電気の流れが知りたい場合に便利な道具です。
他にも種類によって、色で極性を使い分けるもの・デジタル表記になるものなど機能は様々あるので、自分にあったテスターを選ぶ事で作業性が上がります。
なので今回紹介した記事を参考に、使いやすく便利な検電テスターを見つけて
2つの作業をスムーズに行いましょう。